文苑堂書店 週間ランキング
《2022年5月2日~5月8日》
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1位 マスカレード・ゲーム
東野圭吾/著
集英社 / 1,815円(税込)
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
操作によって判明した共通点は、その殺害方法と、
被害者はみな過去に人を死なせた人間であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、
ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始するー。
累計490万部突破シリーズ、総決算!
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2位 姑の遺品整理は、迷惑です
伊坂幸太郎/著
幻冬舎 / 1,430円(税込)
郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。
嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと
自力で遺品整理を始める。
だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。
至る所にぎっしりと詰め込まれた物、物、物。
あまりの多さに愕然とし、夫の手を借りようにもさすが親子、
こちらもものが捨てられないタイプときた。
無駄を溜め込む癖を恨めしく思う望登子だが、徐々に姑の知らなかった顔が見えてきて…。
誰もが直面する“人生の後始末”をユーモラスに描く「実家じまい」応援小説。
3位 三千円の使いかた原田ひ香/著
中央公論新社 / 770円
就職して理想の一人暮らしを始めた美帆(貯金三十万)。
結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。
習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。
そして一千万円貯めた祖母・琴子。
御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、
お金をどう貯めて、どう使うのか?
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4位 同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬/著
早川書房 / 2,090円(税込)
1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、
ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。
母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へー。
驚愕のデビュー作。
第11回アガサ・クリスティ賞大賞受賞、2022年本屋大賞受賞。
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5位 流浪の月
凪良 ゆう/著
東京創元社 / 814円(税込)
家族ではない、恋人でもないー
だけど文だけが、わたしに居場所をくれた。
彼と過ごす時間が、この世界で生き続けるためのよりどころになった。
それが、わたしたちの運命にどのような変化をもたらすかも知らないままに。
それでも文、わたしはあなたのそばにいたいー。
再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、
運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。
新しい人間関係への旅立ちを描き、
実力作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
2020年本屋大賞受賞作。
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6位 女のいない男たち
村上春樹/著
文藝春秋 748円(税込)
「ドライブ・マイ・カー」
「イエスタディ」
「独立器官」
「シェエラザード」
「木野」他全6篇。
最高度に結晶化しためくるめく短篇集。
7位 夜は猫といっしょ 3
キュルZ/著
KADOKAWA / 1,210円(税込)
いっしょにいれば
寂しい夜も
楽しくなる。
猫のふしぎな生態を確かな筆致で描く大人気猫マンガ第3弾
8位 80歳の壁
和田秀樹/著
幻冬舎 / 990円(税込)
人生100年時代だが、健康寿命の平均は男性72歳、女性75歳。
80歳を目前に寝たきりや要介護になる人は多い。
「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。
それは、嫌なことを我慢せず、好きなことだけすること。
「食べたいものを食べる」
「血圧・血糖値は下げなくていい」
「ガンは切らない」
「おむつを味方にする」
「ボケることは怖くない」等々、
思わず膝を打つヒントが満載。
70代とはまるで違って、一つ一つの選択が命に直結する80歳からの人生。
ラクして壁を超えて寿命をのばす「正解」を教えます!
プロローグ 80歳の壁を超えていく
第1章 医者・薬・病院の壁を超えていく
(高齢者になったら健康診断はしなくていい 医療に頼るなかれ。医師には健康という視点がない ほか)
第2章 老化の壁を超えていく
(浴風会病院の高齢者医療。私が自信を持って話せる理由 明日死んでも後悔しない人生の時間の過ごし方。三つのムリをやめる ほか)
第3章 ボケ・認知症の壁を超えていく
(認知症への誤解。思い込みがみんなを不幸にする 知らない不幸。生きる知恵は残っている ほか)
第4章 高い壁を低くするヒント 50音カルタ
(長生きが大事なのか。残りの人生が大事なのか 寝たきりは終わりではない。だからこそできることもある ほか)
エピローグ 人生100年の壁も超えていく
9位 八本目の槍
石田三成とは、何者だったのか。
加藤清正、片桐且元、福島正則ら盟友「七本槍」だけが知る真の姿とは…。
「戦を止める方策」や「泰平の世の武士のあるべき姿」を考え、
「女も働く世」を予見し、
徳川家に途方もない〈経済戦〉を仕掛けようとした男。
誰よりも、新しい世を望み、理と友情を信じ、
この国の形を思い続けた熱き武将を、
感銘深く描き出す正統派歴史小説。
吉川英治文学新人賞受賞。
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10位 死にゆく者の祈り
中山 七里/著
新潮社 / 781円(税込)
何故、お前が死刑囚に。
教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。
かつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だ。
本当に彼が殺人を犯したのか。
調べるほど浮かび上がる不可解な謎。
無実の罪で絞首台に向かう友が、譲りたいものとはー。
無情にも迫る死刑執行の刻、教誨師の執念は友の魂を救えるか。
急転直下の“大どんでん返し”に驚愕必至。
究極のタイムリミット・サスペンス。
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