第160回芥川賞の候補作品に高山羽根子『居た場所』(文藝冬季号)が選定されましたね。
初のノミネートとの事です。
高山さんは富山県出身のSF作家さんです。
わたしはまだ読んだ事がなかったのですが、巷の評判では短篇、中篇が絶品との評価もあるようです。
まだ、書店に並んでいる書籍はそんなには多くないのですが、地元の書店としては応援したい作家さんです。
この候補作『居た場所』は来年、2019年1月17日の発売予定となっております。
お買い求め、ご予約はぜひ文苑堂書店で。
平成最後となるであろう『芥川賞』、富山の書店がにぎやかになる結果を期待したいです。
ちなみに芥川賞ノミネート作品はこちら
~第160回芥川龍之介賞(文芸誌)~
上田岳弘『ニムロッド』(群像12月号)
鴻池留衣『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』(新潮9月号)
砂川文次『戦場のレビヤタン』(文學界12月号)
高山羽根子『居た場所』(文藝冬季号)
古市憲寿『平成くん、さようなら』(文學界9月号)
町屋良平『1R1分34秒』(新潮11月号)
さらに直木賞のノミネート作品はこちら
~第160回直木三十五賞(出版社)~
今村翔吾『童の神』(角川春樹事務所)
垣根涼介『信長の原理』(KADOKAWA)
真藤順丈『宝島』(講談社)
深緑野分『ベルリンは晴れているか』(筑摩書房)
森見登美彦『熱帯』(文藝春秋)