長らく更新をしていませんでしたが・・・、今回は郷土に関連する書籍のご案内です。
富山市の郷土史家である大村歌子さんが、旧制富山高校(現在の富山大学 )の創立に尽力をされたという馬場はるの生涯や人生を紹介した「馬塲(ばば)はるとその周辺」と言う書籍を発行されました。
現_富山大学はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の蔵書や資料をたくさん保有していることで割と有名なのですが、みなさんご存知でしたか?
この蔵書・資料は「ヘルン文庫」と呼ばれています。かつてハーンが島根県で先生をしていた時に「ヘルン先生」と呼ばれてたことに由来するそうです。
でも、実はハーン自身は富山県に訪れたことは無いそうです。
では、なぜハーンの蔵書が富山県の富山大学に大量に保有されているのか?
この辺の事情にも、この馬塲はるさんが深く関係しています。
この書籍には、馬塲はるさんが高等学校設立のために尽力していく姿、はるさん自身の生涯とその周辺の人びとについてスポットを当て、はるさんの人柄もイメージできるようなエピソードが多くつづられています。
ご関心のある方は是非お手に取って見てください。
著者の大村さんとお目にかかった時のお話によると、大変好評で作った分の半分くらいは既に売れてしまっているそうです(2021.5.13現在)
ご関心のある方はお早めにどうぞ。
こちらの書籍は自費出版のような形で発行されているので、あまり一般の書店には置いていないようですが、文苑堂外商センターではご用意が可能です。
在庫を持っているわけでは無いので、ご用意まで、少々お時間をいただく場合もございます、ご了承くださいませ。