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お知らせ

「馬場はるとその周辺」大村歌子著のご案内

長らく更新をしていませんでしたが・・・、今回は郷土に関連する書籍のご案内です。

 

富山市の郷土史家である大村歌子さんが、旧制富山高校(現在の富山大学 )の創立に尽力をされたという馬場はるの生涯や人生を紹介した「馬塲(ばば)はるとその周辺」と言う書籍を発行されました。

 

現_富山大学はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の蔵書や資料をたくさん保有していることで割と有名なのですが、みなさんご存知でしたか?

この蔵書・資料は「ヘルン文庫」と呼ばれています。かつてハーンが島根県で先生をしていた時に「ヘルン先生」と呼ばれてたことに由来するそうです。

でも、実はハーン自身は富山県に訪れたことは無いそうです。

では、なぜハーンの蔵書が富山県の富山大学に大量に保有されているのか?

この辺の事情にも、この馬塲はるさんが深く関係しています。

 

この書籍には、馬塲はるさんが高等学校設立のために尽力していく姿、はるさん自身の生涯とその周辺の人びとについてスポットを当て、はるさんの人柄もイメージできるようなエピソードが多くつづられています。

ご関心のある方は是非お手に取って見てください。

 

著者の大村さんとお目にかかった時のお話によると、大変好評で作った分の半分くらいは既に売れてしまっているそうです(2021.5.13現在)

ご関心のある方はお早めにどうぞ。

 

こちらの書籍は自費出版のような形で発行されているので、あまり一般の書店には置いていないようですが、文苑堂外商センターではご用意が可能です。

在庫を持っているわけでは無いので、ご用意まで、少々お時間をいただく場合もございます、ご了承くださいませ。

 

「馬塲(ばば)はるとその周辺」:2,200円(税込)

 

 

お知らせ

富山市出身 高山羽根子さん第163回芥川賞受賞

第163回芥川賞に富山市出身の高山羽根子さん「首里の馬」が選ばれました。

高山さんは今回で3回連続で候補作に入っていて、期待も大きかったのですが、

この度、ついに芥川賞を受賞されました。

 

受賞作は7月27日新潮社より発売される予定です。

弊社も皆様のお手元に作品が速やかにお届けできるように全力をつくします。

ぜひ、お買い求めの上、読んで見ていただければと思います。

 

お知らせ

「地名と風土 No.14:日本地名研究所」を取扱い開始

この度、文苑堂書店外商部にて

日本地名研究所発行の

「地名と風土 No.14-特集-越中―越の中の国の地名と風土」

を取扱いさせていただくことになりました。

日本地名研究所

1,800円+税

ISBN978-4-9911405-0-1

 

今回のNo.14号は「越中」を大々的に特集した巻号となっております。

長らく愛されてきた地名がどういった由来で形成されているか、どういう風土に基づいて名づけられたか・・・を中心に越中の歴史、地名の歴史をひも解いています。

もともとは、市町村合併の際に、失われていく地名を何とか後世に伝えよう、忘れてはならないものを残したい、と言う思いから刊行されている書籍の様です。

 

昨今でも、土砂崩れや洪水などが、発生した際に

「いや、実はこの土地の地名にはこういう由来があって・・・」等と

忘れていた由来が注目されることもあったりします。

やはり、長らく人が生活ていく中で、残された英知や知恵は本当に大切だなぁ、

としみじみと再確認したりすることがありますよね。

 

現在のところ、こちらの書籍は一般の書店では入手機会が少ない状態となっております。(2020.6.23現在、出版社のサイト情報)

ぜひ、この機会にぜひお買い求めください。

 

ここで、一部目次を紹介させていただきます。

・富山県の「谷」地名を探る

・五箇山と利賀の地名の由来

・万葉歌に残された地名

・越中高岡町の町名由来と高岡市

・曼荼羅風土記-立山信仰と地名-

・富山の自然地名を歩く

・・・他、多数の特集が掲載されています。

 

地形からの由来、万葉集、立山、自然・・・、様々な事象からの地名について考察していることがお分かり頂けると思います。

 

ご関心、興味のある方はぜひお買い求めくださいませ。

ご注文、お問い合わせは文苑堂書店外商センターまで。

 

 

 

お知らせ

富山クリエイティブ専門学校_第50回卒業・進級制作展のご案内

「今年は雪が少なくていいですねぇ」という話題も、さすがにここまで降らないと大丈夫なのか・・・と思ってしまう今日この頃。

 

今年も文苑堂外商部がお取引をさせていただいている「富山クリエイティブ専門学校」の卒業・進級制作展のご案内をさせていただきます。

何と回数を重ね、今回は第50回という区切りの制作展です。

建築学科、デザイン学科の両学科の卒業生、在校生の柔軟な発想から生み出されたユニークな展示品がたくさんです、OB・OGの方の出品もあるそうです。

また、学生作品の販売もあります。

 

観覧は無料です。

お時間、機会がありましたら、ぜひ足をお運びください。

 

日時:2020年2月22日(土) 10:00~17:00

__:2020年2月23日(日) 10:00~16:00

場所:富山県民会館美術室全室

 

お知らせ

高山羽根子さんのサイン会(高志の国文学館_文学講座)

2020年、明けましておめでとうございます。

今年も文苑堂書店並びに「文苑堂書店外商部」をよろしくお願いいたします。

 

新年1回目の更新は、高山羽根子さんのサイン会のご案内です。

 

高山さんと言えば、何度かご案内をしたことがあったかと思います。

SF要素も含んだご著書が印象的で、最近では、「居た場所」が第160回、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」が第161回と2回連続で芥川龍之介賞の候補となり、出身県である富山県の書店業界はちょっとザワザワしました。

惜しくも受賞は逃しましたが、注目の作家さんであることは間違いないでしょう。

その高山さんの文学講座が、富山市にあります高志の国文学館で開催されます。

日時は2/16(日)です。

その文学講座終了後に、ご著書の販売、サイン会の予定があるとの事です。

この機会に富山県ゆかりの作家さんの講演を聴き、サイン本をGETしてみてはいかがでしょうか。

 

予定されている講演内容を拝見するに、そんなに堅苦しいものではなく、

富山の持つ魅力、力について共に再確認するような、いい機会になるのではないかと想像します。

ぜひ、お時間の許す方は足をお運びください。

 

また、ご案内のパンフにあるように、2/2(日)池田瑛子さん、3/8(日)犬飼公之さんの文学講座も予定されています。

こちらも、ご関心のある方は申込んでみられてはいかがでしょうか。